ジューリーデューティー
アメリカの裁判制度はご存知の方も多いと思いますが、「陪審員制度」をとっております。
当然ながら、アメリカ国籍を取得した私の所にも裁判所から「出廷通知」が届きました。当日裁判所に行ってみると、200人の「市民」が私と同じようにこの JURY DUTY の通知を受け集められておりました。
はじめにシステムの説明が行われ、次にこの中からはじめの20人?が選ばれるのですが、、、「えっ?いきなり自分の名前呼ばれたね?」そんなわけで私を含めた20人は裁判室の中へ。そして係員が「この中から、最初の6人を選びます。呼ばれた人は陪審員席に座ってください。」そして係員がランダムに名前を呼んでいきます、、、「えっ?また自分の名前呼ばれた?」、、、なんと初めの6人の中に入ってしまいました。
さて、ここから双方の弁護士のインタビューをうけ、両方の弁護士が不適切であろうという人を外していき、抜けた穴を残りの14人で埋めていき最終的に6人の陪審員が出来上がる訳ですが、、、「うん?自分以外は5人とも女性じゃない?、、、まさか陪審員として残されるのか?」など考えていると、一人目の弁護士が訴訟内容を話し始めました。どうやら、車の3重衝突で、最後に当てられた車に乗っていた人が怪我をして、一番はじめに飲酒で信号無視をして突っ込んで来た車の運転手を訴えたようです。
それから弁護士の6人へのインタビューが始まり、まずは「この中で車を運転する人はいますか?する人は手を挙げてください。」、、、「えっ?自分だけかよ」どうやら運転経験のある人はこの6人中私だけのようで、、、「えっ?ますます、陪審員として残されるかも?」などと考えていると、私への質問もはじまりました。結局は「英語の理解力不足」ということで陪審員としては選ばれませんでした。(裁判所に行く前に予想していたとおりの結果なのですが、、、)
その後は、再び待合室に戻り、また名前が呼ばれるかもしれないとの事で結局1日中裁判所で待機。最後に「陪審員制度参加の証明書」をいただき市民としての義務を終えてきました。「あー、しんどい、、、。」
これで4年間は裁判所への「呼び出し」がないようですが、、、「4年後には陪審員として参加できるくらいの英語力を身に付けていたいよな。」
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